長野県看護をよくする会 「看護セミナー」
1月11日(土)松本市勤労者福祉センターで行われた長野県看護をよくする会の看護セミナーに参加しました。
神戸市看護大学の林千冬先生から「『特定行為に係る看護師の研修制度』を考える」の講演は70名以上の参加者で会場が埋まりました。
林先生は、医師不足解消からはじまった厚労省での看護師の業務拡大の議論について「医師より安価な看護師に医療行為を肩代わりさせ、医療費抑制をさせるのが狙い」「平成14年の静脈注射解禁と同じやり方で進めようとしているが、専門家の意見が分かれ具体的な研修もいまだ決まっていない」「
具体的な指示があれば研修をうけていない看護師も特定行為をすることになる」と話しました。
「看護師がやるべきことは看護ケアであり、その探究をするべき、看護の可視化をしていこう」「特定行為のための長期間の研修をうけるくらいなら、医学部にいって医師になればいいのだ。」
私たちが腹に溜めていた思いをすべて話してくれました。「看護師がやりたい、医師がやらせたくないというレベルの議論ではない、
国民・患者にとってメリット・利益なのか?という視点が大事」と話しました。
通常国会に医療法改正の一部として提出される予定だが、まだまだ知られていな。運動を続けよう!と話されました。
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