県食県連の記念講演

県食健連の総会の記念講演で

農民連食品分析センターの八田純人さんのお話を聞く機会がありました




こういう「食品の裏側ばなし」は

安心・安全とか健康とか、おいしさとか個人の損得だけのことが問題にされがちだけど

もっと大きな社会とか経済とか文化とか伝統とかとも繋がっているってことを再確認

つまり、私の消費行動、何を選択するかという問題が

健康やら感覚といった内側だけの問題じゃなく、外側にも影響を及ぼしているってこと




安いから、便利だからとか言って、飛びつくその消費行動の先に

体の不調やらが待っているかもしれないのは、はやりの自己責任っていうものだけど

それが

日本の田んぼをつぶし、日本の伝統を否定し、それを大切に思い守り抜こうとしている人の気持ちを無視することにもなる




これは、自己責任どころじゃなく加害者だよね

安さ、便利さと引き替えたのは何でしょうか




まあ、八田さんも言ってたけど

生活がどんどん厳しくなって

値段にしか目を配る余裕が無くなってきている社会状況もあるのも確か

でも、このままいっちゃえば

何にもないニッポンになってしまう

大事に受け継いできたものが、目の前にある何と繋がっているのか

今一度考えてみよう




八田さんの講演は

コンビニのおにぎりに油の再確認実験やら

安い米はこんな仕組みになっていました!実験など交え

私たちを取り巻く食環境がゾッとするというという

楽しくない楽しく聞けるお話です

考えさせられるヒントが貰えます

子育てしている世代、それから未来を背負って立つ若者にもっと聞いてほしいです

青年部の企画にいいかも

TPP反対の理由としても大納得です











  


2015年03月27日 Posted by ばたやん at 13:00Comments(0)きもち

明けましておめで・・・で・・・出遅れました(泣)

2015年が始まりました。
もう1週間も経ってますが。

ブログも気にかかっていたのに3ヶ月もほったらかし状態。
ぼちぼち更新していかないとicon11

さて、今朝気になったニュース。

「残業代ゼロ制度、年収1075万円以上で調整」face08

年収いっせんななじゅうごまんえん!!!
それだけもらってるなら、いんじゃなあい?
私には関係ないし~。

なんて悠長なこと言ってられない。
なんでも規制緩和って言葉で必要なルールや、
この場合、労働者をただ働きさせない、いわば働く人たちにとってブロック役を
無くしていいわけがない。

いちどこんなこと許してしまったら
年収1075万円のラインがどんどん引き下げられるのは目に見えてます。

規制っていうのは誰を(何を)規制しているモノなのか。
それによって自分は規制されているのか、守られているのか。
そう考えると、
他人事ではいられないニュースですよね?

  


2015年01月08日 Posted by ばたやん at 12:10Comments(0)きもち

集団的自衛権はダメ!

昨日はトイーゴ駐車場のとなりの上千歳広場で
「秘密保護法廃止、集団的自衛権行使容認反対」
の集会とデモ行進がありました。



戦争を経験した人たちは皆言っておられるでしょう。
発言や報道の自由を規制し
国民を萎縮させ、
情報を国民の目から遠ざける秘密保護法は
戦前の日本にとてもよく似ている と。

自国が攻撃されてもいないのに
他国と一緒になって
武力行使する集団的自衛権を容認しようとする
今の国の動きは
秘密保護法と相まって
日本を戦争ができる国にしようとしているとしか思えません。

こんなこと絶対に許してはいけません。icon08

と、ここまで書いたところで、

「自・公、今国会中の合意を見送ることを決定」
とのニュースが。

国民の反対と世論の高まりの成果!
と喜びたいところですが、
手放しにも喜んでいられません。

今日の参議院本会議で
「医療・介護総合法案」が賛成多数で可決してしまいました。
医療も介護も大改悪の悪法です。

このタイミングで「集団的自衛権の合意見送り」っていうのは
うがった見方かもしれないけど
この大改悪から国民の目を遠ざけるためではと
疑ってしまいます。

この法案が可決したことによって
医療や介護がどのように変わっていくのか、
今後大きく報道されるでしょうが、
なぜマスコミは可決する前に
法案の中身を知らせようとしないのでしょうか。
決まったことだからしょうがないと
国民をあきらめさせるためでしょうか。
マスコミの報道姿勢にも疑問です。

そうであろうとなかろうと、
私たち、もっと政治にも関心を持って
関心のない人たちにも「他人事じゃないんだよ」って
知らせていく運動を強めないといけないですね。
こっちの運動だけじゃなくってね。

     


2014年06月18日 Posted by ばたやん at 16:56Comments(0)きもち

濃密な2days in TOKYO

ワールドカップが始まりましたね。
東京は青いユニフォーム姿の若者で溢れかえっていました。

その東京での濃い~い週末をご報告。

まず14日午前。
「アベ NO THANK YOU!」集会・パレード。

集会では呼びかけ人・発起人の方々が、
それぞれの思いを自分の言葉で語りかけました。

「戦争を知っているからこそ、戦争の道へ突き進む解釈改憲・集団的自衛権は絶対反対。
若い人こそ声を上げて
とのビデオメッセージは、川嶋みどりさん(日本赤十字看護大学名誉教授)から。

自分の生きている間に戦争になるかもしれない」と、
安倍政権の暴走政治を危険視する伊藤真美さん(花の谷クリニック院長)。

そして、

「かたに婦人の村」名誉村長の天羽道子さんは、
過去に眼を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となる
という、ドイツのヴァイツゼッカー元大統領の演説の言葉を引用し、
安倍さんを批判しました。

続く銀座パレードicon12では
参加者みんなで緑のロゴシールをいろんな所に貼り付けて
歌いながら行進。


隣り合わせた見知らぬ参加者同士
「どこから来たの?」とか、
「今の政治っておかしいよね」とか
話しながら歩きました。

で、東京駅周辺まで歩いたところで
流れ解散。
一緒に歩いた愛知のお姉様に別れを告げて
「医療研全国集会」の会場へ向かったのでした。




さて、政府は残り一週間となった今国会会期中に
集団的自衛権の解釈改憲を閣議決定しようとしています。
連立与党の公明党の合意を取り付けるために
集団的自衛権発動の要件を限定的にするとか言っていますが、

そもそも
戦後積み上げてきた憲法9条の解釈は
集団的自衛権は認めない
というものです。

なので、「限定的」だからっていうのは言い訳にもならないと思います。

解釈で憲法を変えようなんてことは
立憲主義に反するもので、
卑怯なやり口だと思うのです。

ともかく、
国会会期末を目前にし、
政治の行方から目が離せません。
(ワールドカップもありますが・・・)

さて、少々長くなったので、
医療研についてはまた明日icon23

    


2014年06月16日 Posted by ばたやん at 17:08Comments(0)きもち

政府広報を「正しく」理解しましょう~

今日は4月1日。私が通勤でつかっている篠ノ井線にも何人かフレッシュマンくんと思しき若者たちも乗っていました。

その電車でみつけました。電車の中吊り広告。

みなさんは見ましたか?

もしかしたら「消費税は医療・年金・介護・子育ての制度をこれからも持続させていくためには、生活が厳しくなるけれど、皆で負担を分かち合わなければいけない。そのためには今回の消費税増税はやむを得ない」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

広告には「今回の消費税率引き上げ分は全て医療・年金などにあてられます」と書いてあります。

国民側は増税分の5兆円のうち全てが「新たに」社会保障費に充てられると考えます(素直に読めばそう読めるのですが)が、しかし、そうではないのです。たしかに消費税増税分は社会保障費に充てられるのですが、逆にこれまで他の税収から充てていた社会保障費は削られてしまっているのです。5兆円のうち4兆2千億円は他の税収から置き換えを行うだけのことなのです。しかも増税分のうち2千億円は増税による物価上昇で消えてしまいます。

巧妙な広告は、読み手(国民)の「期待」と書き手(政府)の「狙い」に大きな食い違いを発生させているのです。

政府はこのような広報を新聞折り込み、テレビCMなどでも行い12億円もの税金を使いました。

もちろん、今回の増税では医療・社会保障の充実を願う国民の期待は大きく裏切られることは確実です


  


2014年04月01日 Posted by ばたやん at 15:26Comments(0)きもち

TPP交渉に関する説明会に参加してきます

県医労連も構成団体の一つとして運動している「食糧と健康を守る長野県各界連絡会(略称:食健連)」より、TPPに関して緊急のお知らせが入ってきました。
私たちの生活や健康、地域、環境など、あらゆるものを脅かすTPP。
中身はまるで秘密のまま、国会決議も守られない交渉が今も続けられ、これ以上交渉を続ければ日本は譲歩するしかないとも言われています。
そんなTPP交渉に関する説明会が、明後日28日、長野市の生涯学習センター(トイーゴ)で行われるというのです。
説明者は内閣官房・TPP政府対策本部職員とのこと。
(北海道では昨日説明会が行われたそうです)

未だにTPPを、農業、しかも重要5品目だけの問題と矮小化して報道している現状がありますが、
問題は農業だけではありません。
医療、保険、環境、労働、雇用、地域経済、知的財産、ありとあらゆるものがグローバルな自由競争にさらされ、国家主権すら脅かされるものがTPPなのです。
医療で言えば、国民皆保険は形骸化し、混合診療の解禁で、お金の有る無しで受けられる医療に差が付けられてしまうのです。
これまで築き上げてきた日本の医療制度がいとも簡単にTPP、多国籍企業の参入で破壊されてしまう恐れがあるのです。

ちょうど昨日読んだ孫崎享さんの著書『日本を疑うニュースの論点』にもTPPについて書かれていました。
その中に、伊丹万作の残した言葉に続けて「かつて『戦争』で騙された国民は、再び『TPP』で騙されようとしている。(中略)いかなる不都合があろうと真実を求め、主張する。そんな『面倒な選択』を、われわれ日本人はまたも放棄してしまうのか」と綴られている。

この言葉を胸に28日は説明会をしっかりと聞いてこようと思います。


  


2014年03月26日 Posted by ばたやん at 17:40Comments(0)きもち

やっぱり脱原発しかない

3月11日がきました。
3年前のこの日、地震、津波、そしてその後の原発事故で、
多くの方が、命を奪われ、生活を奪われました。

3年も経ったのに、被害を受けた方の日常は決して震災前の日常には戻っていません。
未だ仮設住宅で不自由な生活を強いられている方もいます。

被災者への賠償や原発事故の処理といった責任を放棄し、情報を隠し、国民を騙し続ける国と東京電力。
本来なら被災地復興に、お金も労力もつぎ込まなければいけないはずなのに。
昨年秋にはオリンピックが東京で開催されることが決まりました。
どれだけのお金と労力が嘘と情報隠しとともに、これまで、そして、これからもそこにかけられていくんだろう。

3.11から学んだこと。
主張すること。行動すること。
3.11を忘れない、だけじゃダメ。
そんなことを強く感じて迎えた今日でした。


さて、3月9日、長野市の南千歳公園での「脱原発長野行動」に参加してきました。
福島からの避難者の身に起こった事実。
関東圏でも体に「おかしなこと」が起きている事実。
今でも避難してくる人がいる事実。
そしてあれだけの大惨事を目にしながら考えない、行動しない人もいる、事実。

いろんな現実を突きつけられ、改めて考えたこと。
健康や命に代わるものなんて無いから。
やっぱり脱原発しかない。



    


2014年03月11日 Posted by ばたやん at 11:55Comments(0)きもち

社会保障改悪プログラム法成立!許されない暴挙!

社会保障は「自助」(=他人の力によらず、自分で成し遂げること) っておかしくないですか!?

12月5日、特定秘密法案の採決強行で揺れる国会のどさくさにまぎれ、与党(自民党・公明党)は社会保障プログラム法の採決を強行。民主党は棄権し、共産党をはじめその他の野党は反対しました。社会保障制度改悪の方向と工程を盛り込んだ社会保障プログラム法は第2条で「自助・自立のための環境整備等に努める」とし、憲法25条で謳われた生存権の保障と国の責務を堂々と放棄することを宣言しています。社会保障は個人のリスクを所得再配分で回避しようとう公的・社会的システムです。そもそも「自助」(自分の力でなんとかする)という言葉・理念は相容れません。

 反対討論に立った日本共産党の小池晃議員は、「憲法25条に基づく社会保障という考え方を完全に放棄し、国民を無理やり『自助』に追い込む宣言だ」と指摘。医療・介護・年金など社会保障の全分野にわたる制度改悪を政府に義務付け、“消費税増税分は社会保障に”という偽りの看板も投げ捨てていると批判しました。

  


2013年12月11日 Posted by ばたやん at 10:53Comments(0)きもち

特定秘密保護法案

国民の知る権利を奪う、特定秘密保護法案は衆議院特別委員会で強行採決され衆議院本会議を通過、闘いは参議院に移りました。
安倍自民党は国民の声(世論調査では8割が慎重審議)を無視して暴走しています。

福島で行われた「地方公聴会」はいったい何だったんでしょう?

政権に擦り寄って法案の修正に参加したみんなの党は造反者をだし、日本維新の会も国民の声に押されて採決を棄権せざるを得ませんでした。

今、急速に国民世論が盛り上がりつつあります!廃案めざし力を尽くしましょう!

↓「私はまだあきらめない」ラベルシールも作りました。

  


2013年11月28日 Posted by ばたやん at 17:29Comments(0)きもち

ありがとうございます

長野県下で取り組んでいます
地域キャラバン

各地区の病院や施設で働く看護師や介護士が
 「安全・安心の医療・介護のの実現と 
   夜勤改善・大幅増員を求める国会請願署名」

返信用封筒をポスティングさせて頂いています

内容に賛同して頂き、署名して頂いた署名が
このように
こちらに続々と届けられます

丁寧にきもちを込めて書いていただいた署名
夫婦や家族で書いていただいた署名
知り合いの方に声をかけていただいたのか
コピーまでして、協力していただいた署名

しっかりと、この思いを国会へ届けねばと思います
ご協力いただき、ありがとうございました


  


2013年11月22日 Posted by ばたやん at 15:20Comments(0)きもち