では、よいお年を!

2013年も残すところあと1日です。正月にかけて冬型の気圧配置となり寒さが一層きびしくなりそうです。年末に胃腸炎にかかり体調を崩しました。無理はいけませんね。

さて、政治は大きく動いています。権力はなりふり構わず、横暴をふるっています。
沖縄県知事の基地埋め立て承認は県民総意への裏切りでした。知事選前の公約転換の態度をみれば、今から考えるとあるいは「予想できた」かもしれません。でも、やっぱり「まさか!」という思いでした。会見での態度などを見ると、知事の苦渋の様子は覗えず、「あっこれはもしかしたら沖縄県民はバカにされてる?」と思ったのでした。

社会保障改悪で国民の生活は窮乏していくなか消費税増税。国民監視の秘密法の強行採決。靖国参拝。原発推進。3年間の国民の政権交代に託した思いが、民主党政権で頓挫し、裏切られ、安倍政権では国民抑圧の政治へと急展開してきています。あまりにも酷すぎて、唖然、呆然、これ現実なの?戦前の映画でも見ているんじゃないの?まさか安倍さんがでてくる「夢」じゃないよね、、とほっぺたを抓りたくなります。

今、沖縄名護では天下分け目の政治決戦がこの瞬間も闘われています。私たち医療労働者の仲間も必死に命を守る政治をもとめて闘っています。強く連帯したいと思います。そして東京都知事選も行われることになりました。平和憲法を守り、都民の医療・くらしを守る都政が求められていると思います。

2014年はどんな年になるのでしょう。そんなことは占い師でもないしわかりませんが、為政者にバカにされた国民はだまっているはずが、ありません。反転攻勢して闘う年になるでしょう。いや、そうしないといけないです。私たち医療労働者も国民要求と手を結んで、一緒に闘います。

いやあ、、、2013年最後もオチのない書き散らしたものになりましたが、2014年もよろしくおねがいします。ではよいお年を。

  


2013年12月30日 Posted by ばたやん at 18:44Comments(0)

県医労連青年部で宣伝~!

 12月17日、長野県医労連青年部は役員会終了後に薄暮の松本駅前にて宣伝行動を行いました。

気温が5度、終了時には4度まで下がる寒い中でしたが、カイロとチラシを通勤通学帰りのみなさんに配りながら、社会保障の充実と賃金引き上げ、大幅増員と夜勤改善を訴えました。

政府の予算方針が示され、医療費の「自然増」も抑えていくというニュースがあったので、「診療報酬引き下げは許さないぞ!」ということもスポットに入れ込ました。他産業と比べて低い医療・介護労働者の賃金の引き上げ(社会保険社会福祉介護事業の月額所定内賃金の平均は他産業に比べ66,900円も低いんです※厚労省平成24年賃金構造基本統計調査)と消費税増税阻止とあわせて訴えました!

受け取りはカイロの威力もあり、、、上々でした!



  


2013年12月18日 Posted by ばたやん at 14:44Comments(0)イベント

子ども・障がい者の医療費窓口無料化を求める署名にご協力ください!

長野県医労連は福祉医療給付制度(障がい者や子どもの医療費を補助する制度)の改善を長野県にもとめています。

長野県の福祉医療給付制度は「償還払いの自動給付方式」(通常の窓口負担をして、後日一部または全額が還付される。)を採用していますが、この方式は窓口負担が診療内容によって変わるため、毎回お金の心配をしなくてはならず、頻繁に受診するお子さんや常に医療を必要とする障がい者の方にとって、経済的・精神的な負担となっています。「いずれお金が返ってくるからいいのでは?」とお考えになる方もいるかもしれません。しかし、経済的困難を抱えた方にとって、この”一旦負担する”という制度が、結果的に「受診抑制」につながっている現実があります。

全国では2013年4月現在、「現物給付方式」(窓口で自己負担が無料または月限度額制)がほとんどの自治体(※こどもの医療費では37都府県、障がい者では30都道府県)で行われています。長野県でも現物給付方式そして窓口無料化を実現させていくことが求められています。

この問題の根本の原因は国の社会保障削減政策にありますが、長野県には国の悪政から県民、とくに立場の弱いこども達や障がい者を守る施策を実施していただきたいと思います。

「子ども・障がい者等の医療費窓口無料化を求める要請」署名に是非ともご協力ください!また署名をお近くの方にも拡げていただければ幸いです。



                                            




署名はこちら↓
 
  


2013年12月16日 Posted by ばたやん at 15:30Comments(0)署名

県労連・春闘共闘2014年春闘学習交流会

県労連・春闘共闘の2014春闘学習交流会は今年は「ブラック企業」の著者、今野晴貴さん(NPO法人POSSE代表)

ブラック企業の名前は知っていましたが、とても理論的に解明されていて話し方含めてとても刺激的でした。

ブラック企業について、「誤解もある」としてその定義を説明されました。

今野さんによるとブラック企業問題とは「正社員の問題」「急成長している有名企業で起こっている問題」なのだそうです。そこで共通するのは「労使関係がない(労働組合がない)」ことで、ブラック企業は”若者の使い捨て”を、利益を上げるための労務管理策として行っていると話しました。

そのうえで、今後の日本社会にとってブラック企業が存在することは、善良な企業の信頼を損ないかねないし、鬱病を大量に生み出すことは保険財政の圧迫、医療費増大にもつながり弊害が大きく、存在する価値は「ゼロ」だと断じました。

私たち労働組合への期待として、「事実」をつきつけ労働者と政治の「中間団体」となって、実態を発信し提言していってほしいと話しました。





  


2013年12月14日 Posted by ばたやん at 18:58Comments(0)イベント

看護師の「特定行為」を考えるセミナー

まさに、北風小僧の寒太郎でござんす。

北風に向かって自転車をこぐと

決まって口ずさんでしまうこのメロディ

ヒュルルンルンルンルンルン・・・・って多すぎる?

作詞家の井出隆夫さんは、山川啓介という名前でも作詞されていて

代表作には「太陽がくれた季節」とか永ちゃんの名曲「時間よとまれ」とか

「聖母たちのララバイ」とか多数。なんと佐久出身の方でした。

ここにも、日本に誇れる信州人。


さて、本題。

看護師が行う「特定行為」についての学習会

神戸看護大学の林千冬先生を招いてお話を聞きます

「特定行為」で看護師の可能性が広がるのか

それとも、負担と自己責任が増えるのか

いずれにせよ、高齢化社会そして病院化社会を迎え

金が足りない手が足りないの中で、捻りだされた制度であることは確か

来年度通常国会で、関連する法案が提出される予定

是非ご参加を




チラシ印刷用↓









  


2013年12月13日 Posted by ばたやん at 17:02Comments(0)イベント

社会保障改悪プログラム法成立!許されない暴挙!

社会保障は「自助」(=他人の力によらず、自分で成し遂げること) っておかしくないですか!?

12月5日、特定秘密法案の採決強行で揺れる国会のどさくさにまぎれ、与党(自民党・公明党)は社会保障プログラム法の採決を強行。民主党は棄権し、共産党をはじめその他の野党は反対しました。社会保障制度改悪の方向と工程を盛り込んだ社会保障プログラム法は第2条で「自助・自立のための環境整備等に努める」とし、憲法25条で謳われた生存権の保障と国の責務を堂々と放棄することを宣言しています。社会保障は個人のリスクを所得再配分で回避しようとう公的・社会的システムです。そもそも「自助」(自分の力でなんとかする)という言葉・理念は相容れません。

 反対討論に立った日本共産党の小池晃議員は、「憲法25条に基づく社会保障という考え方を完全に放棄し、国民を無理やり『自助』に追い込む宣言だ」と指摘。医療・介護・年金など社会保障の全分野にわたる制度改悪を政府に義務付け、“消費税増税分は社会保障に”という偽りの看板も投げ捨てていると批判しました。

  


2013年12月11日 Posted by ばたやん at 10:53Comments(0)きもち

希代の悪法・特定秘密保護法が成立!

12月6日は忘れられない日になるでしょう。

国民の8割が慎重審議を求めた特定秘密保護法が参議院本会議で採決され、自民・公明の賛成多数で成立してしまいました。
しかし、日比谷野外音楽堂の集会には1万5千人以上が集まり最後まであきらめず、声(絶叫)を上げ続けました。

今後はこの法律の危険な本質をもっと多くの人に知らせ、特定秘密保護法廃止をめざして闘います!



日比谷野音に集まった人たち、会場に入りきれず日比谷公園にも人が溢れました。



長野県医労連の遠山書記長(手前)も手書きのプラカードを持参して「採決強行許すな!」と声(絶叫)をあげました。  


2013年12月10日 Posted by ばたやん at 19:21Comments(0)イベント

日本医労連2014春闘討論集会

12月5日~6日と日本医労連2014春闘討論集会に参加しました。春闘方針をつくるための活発な論議がされました。

労働者の年収は97年をピークに70万円下がる一方、大企業は270兆円も内部留保をため込みました。そして来年、安倍政権が押し進める消費税増税、物価高、社会保障改悪によって14春闘では、かつてなく生活を守るための大幅な賃上げが求められる情勢となりました。

ILO看護職員条約では専門職と「同等およびそれ以上」の賃金含めた処遇を求めています。
他産業との比較でも医療種で9300円、社会福祉・介護事業職種ではさらに66900円も月々の賃金に差があります。
社会的役割にふさわしい賃金への引き上げも求められていますし、これは後輩たちへの責務とも思います。

「診療報酬が低いから賃金が上がらないのではない、賃金が上がらないから診療報酬が低いままなのだ」という言葉もあります。

診療報酬引き上げは私たち医療労働者の闘い(対経営者、対政府の両方)いかんにかかっているということです。


みなさん、2014春闘はこれまでにない闘いをして、要求を実現させましょう!




春闘構想を提案する中野千香子・日本医労連書記長



提案をうけて参加者も単組での闘いを構想中。。。
  


2013年12月10日 Posted by ばたやん at 18:57Comments(0)イベント