県労連・春闘共闘2014年春闘学習交流会

県労連・春闘共闘の2014春闘学習交流会は今年は「ブラック企業」の著者、今野晴貴さん(NPO法人POSSE代表)

ブラック企業の名前は知っていましたが、とても理論的に解明されていて話し方含めてとても刺激的でした。

ブラック企業について、「誤解もある」としてその定義を説明されました。

今野さんによるとブラック企業問題とは「正社員の問題」「急成長している有名企業で起こっている問題」なのだそうです。そこで共通するのは「労使関係がない(労働組合がない)」ことで、ブラック企業は”若者の使い捨て”を、利益を上げるための労務管理策として行っていると話しました。

そのうえで、今後の日本社会にとってブラック企業が存在することは、善良な企業の信頼を損ないかねないし、鬱病を大量に生み出すことは保険財政の圧迫、医療費増大にもつながり弊害が大きく、存在する価値は「ゼロ」だと断じました。

私たち労働組合への期待として、「事実」をつきつけ労働者と政治の「中間団体」となって、実態を発信し提言していってほしいと話しました。





  


2013年12月14日 Posted by ばたやん at 18:58Comments(0)イベント