社会保障改悪プログラム法成立!許されない暴挙!

社会保障は「自助」(=他人の力によらず、自分で成し遂げること) っておかしくないですか!?

12月5日、特定秘密法案の採決強行で揺れる国会のどさくさにまぎれ、与党(自民党・公明党)は社会保障プログラム法の採決を強行。民主党は棄権し、共産党をはじめその他の野党は反対しました。社会保障制度改悪の方向と工程を盛り込んだ社会保障プログラム法は第2条で「自助・自立のための環境整備等に努める」とし、憲法25条で謳われた生存権の保障と国の責務を堂々と放棄することを宣言しています。社会保障は個人のリスクを所得再配分で回避しようとう公的・社会的システムです。そもそも「自助」(自分の力でなんとかする)という言葉・理念は相容れません。

 反対討論に立った日本共産党の小池晃議員は、「憲法25条に基づく社会保障という考え方を完全に放棄し、国民を無理やり『自助』に追い込む宣言だ」と指摘。医療・介護・年金など社会保障の全分野にわたる制度改悪を政府に義務付け、“消費税増税分は社会保障に”という偽りの看板も投げ捨てていると批判しました。

  


2013年12月11日 Posted by ばたやん at 10:53Comments(0)きもち