あなたはTPP、どう思いますか?
3月28日の「TPP協定交渉について」の説明会の報告(感想?)です。
一言で言ったら・・・
安倍首相と新自由主義路線を突っ走って行くぞー!!
って感じだったんですけど・・・。
で、今回説明されたのは内閣官房TPP政府対策本部の澁谷内閣審議官。
前半は世界の経済連携や貿易協定がどうなっているのか、
「メガFTA」とか
「RCEP」とか
「グローバル・バリューチェーン(byマイケル・ポーター)」とか、
聞いたことのない言葉がガンガン出てきて、頭の中「???」の大行列。
「貿易大国と自由化協定を結んでいる韓国は無税で輸出が拡大している。」
(つまり、いわゆる、バスに乗り遅れるなってこと?)
「TPPはFTA等と比べてwin-winの効果があり、パイを増やせる。」
(貿易相手国ともに負けることはない、バラ色の協定ってこと?)
「TPPはアジア・太平洋地域の成長を我が国に取り込む成長戦略の柱!」
「日本企業が安心して投資できるルールを作る」
等々、話しを聞いていると「海外に出てお金稼げますよ~」ってことのように感じてしまったのですが・・・。
じゃあ、私たちの生活はどうなるの?
っていう疑問については、具体的な話しはなく、
「環境や労働は先進国のルールを全体で守る事になるので、途上国に対して厳しいモノになる。」
「食の安全などは、大国も日本以上に危機を持っているステークスホルダーもいる。現行と変わらないで決まるはず。」
「ISD条項については内外差別的制度を訴えるもので、日本の制度は訴えられる心配はない。」
とか、いいことづくしで本当かな~って思ってしまいました。
けど、
医療や福祉も含めて何もかもが自由化された市場の中で競争原理に基づく社会に日本がなってしまったら、社会保障って言葉も憲法25条の精神も、基本的人権すらも無くなってしまうのではという危機感がつのるんですよ。
それで、思った。
TPPは国民一人一人が「あなたはどんな社会を望みますか?」ということを問うているんだと思います。
その上で、その先にある社会が私たちの願う日本の有り様とあまりにもかけ離れているものなら、「やっぱりダメだよ」ってことを言わなければいけないんじゃないでしょうか。
国がTPP締結に向けてひた走っている現状だけれど、今からでも遅くないです。
一人一人が考えなくちゃ。
あなたはTPP、どう思いますか?

2014年04月03日 Posted by ばたやん at 13:50 │Comments(0)
政府広報を「正しく」理解しましょう~
今日は4月1日。私が通勤でつかっている篠ノ井線にも何人かフレッシュマンくんと思しき若者たちも乗っていました。
その電車でみつけました。電車の中吊り広告。
みなさんは見ましたか?
もしかしたら「消費税は医療・年金・介護・子育ての制度をこれからも持続させていくためには、生活が厳しくなるけれど、皆で負担を分かち合わなければいけない。そのためには今回の消費税増税はやむを得ない」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
広告には「今回の消費税率引き上げ分は全て医療・年金などにあてられます」と書いてあります。
国民側は増税分の5兆円のうち全てが「新たに」社会保障費に充てられると考えます(素直に読めばそう読めるのですが)が、しかし、そうではないのです。たしかに消費税増税分は社会保障費に充てられるのですが、逆にこれまで他の税収から充てていた社会保障費は削られてしまっているのです。5兆円のうち4兆2千億円は他の税収から置き換えを行うだけのことなのです。しかも増税分のうち2千億円は増税による物価上昇で消えてしまいます。
巧妙な広告は、読み手(国民)の「期待」と書き手(政府)の「狙い」に大きな食い違いを発生させているのです。
政府はこのような広報を新聞折り込み、テレビCMなどでも行い12億円もの税金を使いました。
もちろん、今回の増税では医療・社会保障の充実を願う国民の期待は大きく裏切られることは確実です。
2014年04月01日 Posted by ばたやん at 15:26 │Comments(0) │きもち
県医労連執行部で宣伝行動
3月29日、県医労連執行委員会の前に長野駅前で宣伝行動です。
春を感じさせるあたたかい気候。
県労働委員を4期つとめ、4月から現場復帰する矢口副委員長がマイクを握りました。
チラシの受け取りもよく、天気にもめぐまれ、「宣伝日和」というのでしょうか。
東京ではお花見もはじまったとのこと。もうすぐ須坂の臥竜公園の桜を見にいきたいです~
2014年03月31日 Posted by ばたやん at 13:10 │Comments(0) │イベント
雨宮処凛さんの講演を聞く
3月20日反貧困ネットワーク長野学習会にいってきました!
改悪された生活保護法や生活困窮者自立支援法の危険な内容や取材ととおしての貧困の実態などお話しされました。長野パーソナル・サポート・センター長野センター所長の戸谷雅史さん、反貧困ネット長野事務局の新津みさ子さんとの対談形式のトーク。戸谷さん、新津さんもそれぞれの活動からの感じる思いを率直に語られていました。
脱原発のデモ行進の映像を見せていただきました。トラックにスピーカーを積んで荷台の上でカラオケをしながらアピールしたり、東京のデモはアイデアが斬新ですごいな~と思いました。
雨宮さん自身のこれまでの生き方も語られ、そのつど時代と向き合い「生きづらさ」と闘ってこられたのだなと思いました。
期待したとおり服装はど派手でしたが、彼女のこだわりと強い意志を感じました。
2014年03月28日 Posted by ばたやん at 14:29 │Comments(0) │イベント
TPP交渉に関する説明会に参加してきます
私たちの生活や健康、地域、環境など、あらゆるものを脅かすTPP。
中身はまるで秘密のまま、国会決議も守られない交渉が今も続けられ、これ以上交渉を続ければ日本は譲歩するしかないとも言われています。
そんなTPP交渉に関する説明会が、明後日28日、長野市の生涯学習センター(トイーゴ)で行われるというのです。
説明者は内閣官房・TPP政府対策本部職員とのこと。
(北海道では昨日説明会が行われたそうです)
未だにTPPを、農業、しかも重要5品目だけの問題と矮小化して報道している現状がありますが、
問題は農業だけではありません。
医療、保険、環境、労働、雇用、地域経済、知的財産、ありとあらゆるものがグローバルな自由競争にさらされ、国家主権すら脅かされるものがTPPなのです。
医療で言えば、国民皆保険は形骸化し、混合診療の解禁で、お金の有る無しで受けられる医療に差が付けられてしまうのです。
これまで築き上げてきた日本の医療制度がいとも簡単にTPP、多国籍企業の参入で破壊されてしまう恐れがあるのです。
ちょうど昨日読んだ孫崎享さんの著書『日本を疑うニュースの論点』にもTPPについて書かれていました。
その中に、伊丹万作の残した言葉に続けて「かつて『戦争』で騙された国民は、再び『TPP』で騙されようとしている。(中略)いかなる不都合があろうと真実を求め、主張する。そんな『面倒な選択』を、われわれ日本人はまたも放棄してしまうのか」と綴られている。
この言葉を胸に28日は説明会をしっかりと聞いてこようと思います。

2014年03月26日 Posted by ばたやん at 17:40 │Comments(0) │きもち
3.13統一行動に決起!!!
3月13日、日本医労連の統一行動日、私たちは要求実現のために立ち上がりました!
松本協立病院前でスト集会を行う、中信民医労の仲間です。県内では長野、上田、松本、諏訪、飯田などの県医労連加盟労組で統一行動に立ち上がりました。
春闘は第1回目の交渉がおわりました。消費税増税、物価高、社会保険料増などが予定され、労働者の生活を苦しくなる一方です。くらしをまもるベースアップを目指して私たちは交渉を続けます。
また政府の社会保障削減政策は許されません。消費税という不公平性税制を社会保障財源にすることが、果たして富の再分配となるのでしょうか?しかも社会保障に回るのは増税分の一部です。社会保障充実させたい、安心安全の医療介護を提供させたい経営者のみなさんも思いは一緒ではないでしょうか。たたかいを地域からおこし、連帯できるみなさんとともに一緒に声をあげる春闘にしたいと思います!
2014年03月19日 Posted by ばたやん at 18:32 │Comments(0)
そうだ、戸隠に行こう
と言いつつ、明日あさっての天気予報はまだ雪だるまマーク

けど、着実に春はそこまでやってきている模様。
そう、花粉とともに。
ぼくの鼻はもうズルズルです。
しか~し、心ウキウキする季節、春。
そろそろ外での活動がしたくなってきたんじゃありませんか?
そんなあなたには~
じゃじゃん!!
女性部交流バスハイクin戸隠
県内にいながら行ったことのない方も多いのでは?
吉永小百合のCMで脚光を浴びた神秘のスポット。
新緑映える5月の開催です。
毎日忙しく働いている皆さんに癒しの一時を感じてもらえたらな~と思います。
開催日は5月21日です。
飯田方面からバスを出し、途中乗車場所をいくつか設定します。
組合員の皆さ~ん、是非お休みを取っていただきご参加下さいね。
蕎麦打ちもやりますよ~。

2014年03月19日 Posted by ばたやん at 15:20 │Comments(0) │イベント
やっぱり脱原発しかない
3年前のこの日、地震、津波、そしてその後の原発事故で、
多くの方が、命を奪われ、生活を奪われました。
3年も経ったのに、被害を受けた方の日常は決して震災前の日常には戻っていません。
未だ仮設住宅で不自由な生活を強いられている方もいます。
被災者への賠償や原発事故の処理といった責任を放棄し、情報を隠し、国民を騙し続ける国と東京電力。
本来なら被災地復興に、お金も労力もつぎ込まなければいけないはずなのに。
昨年秋にはオリンピックが東京で開催されることが決まりました。
どれだけのお金と労力が嘘と情報隠しとともに、これまで、そして、これからもそこにかけられていくんだろう。
3.11から学んだこと。
主張すること。行動すること。
3.11を忘れない、だけじゃダメ。
そんなことを強く感じて迎えた今日でした。
さて、3月9日、長野市の南千歳公園での「脱原発長野行動」に参加してきました。
福島からの避難者の身に起こった事実。
関東圏でも体に「おかしなこと」が起きている事実。
今でも避難してくる人がいる事実。
そしてあれだけの大惨事を目にしながら考えない、行動しない人もいる、事実。
いろんな現実を突きつけられ、改めて考えたこと。
健康や命に代わるものなんて無いから。
やっぱり脱原発しかない。
2014年03月11日 Posted by ばたやん at 11:55 │Comments(0) │きもち
国際女性デー長野集会に参加してきました
皆さんは何の日かご存じですか?
みやげの日?
それもあるようですが・・・。
3月8日は、
20世紀の初頭にアメリカの女性たちが、パンと参政権を求めて起こした行動から、世界の女性の統一行動日として創立された、
国際女性デーです。
この日は国内各地、そして世界中で、平等・開発・平和をめざす世界の女性運動と連帯して、集会等が行われています。
長野でも毎年3月8日には集会を開いており、医労連女性部が実行委員会に参加して取り組んできました。
今年は青年劇場で活躍されている俳優の
吉村直さんのお話し「舞台から観客席を通して時代を見る」をお聞きしました。
「一度見たら忘れられない顔」とご本人は仰いますが、忘れられないのは外見よりもやはり圧倒的な演技力。
お話の中で「父と暮らせば」と「夢語り」の台本を読んでもらったのですが、その迫真の演技は、耳から聞いた場面がくっきりと頭の中に浮かび上がってきて、まるで目の前でそれぞれの役者が演じているかのよう。
2本の台本とも描いているのは、日本がこれまでたどってきた戦争と歴史、そしてそれに翻弄された人々の生活でした。
今の日本も「戦前の足音が聞こえる」と言われるような情勢になってきています。
秘密保護法の制定、集団的自衛権や憲法改正を言い出しているのを見ると、国や権力が暴走をはじめているのは明らかです。
吉村さんのお話の中で、「世の中を良くするには言い続けないといけない。誰がこんな世の中にしたのか、それは私たちだから。劇団も会社も組合も、続けていくのが大変な世の中になっている。だけどあきらめちゃいけない」と話されました。
本当にそのとおり。
国が国民生活じゃなくてどっちを見ているのかわからない今の世の中を変えていくために、身の回りの問題に目を向けイエスならイエス、ノーならノーをきちんと声にして主張していこう と改めて決意した集会でした。
2014年03月10日 Posted by ばたやん at 13:06 │Comments(0) │イベント
県内一人目! ハート署名の紹介議員に・・・

私たち医療労働者と患者・国民の願いがギュッと詰まったこの署名の「紹介議員」になっていただくことを、民主党の衆議院議員・篠原孝議員が応諾してくださいました!
篠原議員には昨年も紹介議員になっていただいていたので、本当に嬉しいです!!
私たちが、職場で、家庭で、そして地域で、現場の声をお伝えしながら集めている署名も、紹介議員がいなければ国会に提出することはできません。
ですから、国会議員の方々に医療現場の実態を直接伝え、この署名の紹介議員になってもらうよう要請するのも、署名を集めるのと同じくとても大事なことなのです。
さらに、署名の要請項目が委員会で審議されるには、より多くの議員さん、(この署名の場合は特に厚生労働委員会の委員の議員さん)に紹介議員になってもらうことがとっても重要になってきます。
今回、篠原議員に紹介議員になっていただけることになったのは、私たちの運動の上ではまだほんの一歩に過ぎません。
いろんな場で国民の皆さんに実態を訴え、署名にご協力いただき、それを持って一人でも多くの議員さんに紹介議員になってもらう。
そうして初めて国会の場で議論してもらうことができるのです。
私たちの署名の取り組み、5月末までに県内10万筆を目標に取り組んでいます。
3月に入り取り組み期間も3ヶ月を切りました。
今日のこのうれしい気持ちを追い風にして、目標達成に向けて頑張るぞー!

2014年03月07日 Posted by ばたやん at 17:18 │Comments(1) │署名
記者発表しました
その長野県医労連の調査結果(3,062名分)を、本日県庁にて記者発表してきました。
調査からわかった実態は・・・
1ヶ月の時間外労働、過労死ライン超69人!
(看護師の過労死認定は、交替制労働の負担を考慮して月50~60時間の時間外労働が過労死ライン)
また、時間外労働が「ない」と答えたのはわずか7.8%。
交替制だからといって時間で仕事が終わるわけではありません。
患者さんへの対応や急な入院もあれば、記録や情報収集もあります。
だからこそゆとりのある人員配置が必要になってくるのです。
看護師自らの健康状態については「健康に不安」と答えたのは48.9%で、「大変不安」9.4%、「病気がちで健康とはいえない」2.8%と合わせると、6割以上が健康に不安を抱えて仕事をしています。
疲れ具合では、「疲れが翌日に残ることが多い」52.4%、「翌日でも回復せずいつも疲れている」21.2%と7割以上が慢性疲労を訴えています。
まさに看護師は自分の健康を犠牲にしながら働いているという結果が浮き彫りになりました。
その他にも、十分な看護が提供「できていない」55.9%。その理由として「人員が少なく業務が過密」73.7%。
仕事を辞めたいと「いつも思う」18.6%、「ときどき思う」56.2%。その理由は「人手不足で仕事がきつい」42.6%、「思うような看護ができず仕事の達成感がない」26.9%となっています。
看護師の労働環境を改善し、ゆとりのある人員配置で手厚い看護を提供できるようにすることは、看護師のためだけではなく、患者さんのために必要なことだと思うのです。
それが、全国どこでも誰でも安心・安全の医療・看護がうけられるよう求めて運動している私たち医労連のめざすところです。
今回の記者発表で医療・看護の実態と私たちの運動を一人でも多くの人に知ってもらえたらなぁと思います。
2014年03月03日 Posted by ばたやん at 16:49 │Comments(0) │医労連情報
長野県医労連中央委員会で春闘方針を決定!
2月8日(土)長野県医労連第26回中央委員会は45年ぶりの大雪に見舞われる中、長野市サンパルテ山王で開催され、大幅賃上げと労働条件改善などの14春闘方針を決定しました。
主催者挨拶にたった小林吟子執行委員長は「第8次看護需給見通しを見据えて実施した日本医労連看護労働実態調査では”深刻な実態”が浮き彫りとなった。7割が慢性疲労を抱え、3人に1人が切迫流産。訪問看護の人手不足も明らかになった。通常国会では、社会保障改悪の『看護師の特定行為』も含めた『医療・介護一括法案(仮称)』が提出される。現場での業務整理と合わせて大幅増員は絶対に必要。そして大幅な賃金引き上げで働き続けられる職場をつくるため14春闘を粘り強くたたかおう!」と挨拶しました。
来賓の県労連・細尾俊彦議長は「アグリフーズ冷凍食品事件。TV報道では『食の安全の問題』として扱われていたが、これは加害者の『雇用の問題』だったのではないか。加害者の行為は許されるものではないが、もし彼の周囲に組合の仲間がいたなら、低賃金・不安定雇用にたいする彼の『怒り』を『要求』に変えられたのではないか。ものごとを見抜く力をつけ本質をつかんだ春闘にしないといけない。ベースアップにも執念を燃やそう!」と挨拶されました。
日本医労連・奥山邦彦副執行委員長からは日本医労連春闘方針の説明と提起があり、4万円以上の産別統一要求について「”賃金の生計費原則”から消費増税、物価上昇、社会保障改悪がされるなか4万円は当然の要求だ。『物価が上がっているが賃金は上がらなくていいのか』と団交で言おう。」と春闘の意気込みを語りました。
大幅賃上げと労働条件改善で働き続けられる職場を!地域から起こそう!!!!
2014年02月14日 Posted by ばたやん at 15:18 │Comments(0) │会議
長野県看護をよくする会 「看護セミナー」
神戸市看護大学の林千冬先生から「『特定行為に係る看護師の研修制度』を考える」の講演は70名以上の参加者で会場が埋まりました。
林先生は、医師不足解消からはじまった厚労省での看護師の業務拡大の議論について「医師より安価な看護師に医療行為を肩代わりさせ、医療費抑制をさせるのが狙い」「平成14年の静脈注射解禁と同じやり方で進めようとしているが、専門家の意見が分かれ具体的な研修もいまだ決まっていない」「具体的な指示があれば研修をうけていない看護師も特定行為をすることになる」と話しました。
「看護師がやるべきことは看護ケアであり、その探究をするべき、看護の可視化をしていこう」「特定行為のための長期間の研修をうけるくらいなら、医学部にいって医師になればいいのだ。」
私たちが腹に溜めていた思いをすべて話してくれました。「看護師がやりたい、医師がやらせたくないというレベルの議論ではない、国民・患者にとってメリット・利益なのか?という視点が大事」と話しました。
通常国会に医療法改正の一部として提出される予定だが、まだまだ知られていな。運動を続けよう!と話されました。
。
2014年01月15日 Posted by ばたやん at 16:59 │Comments(0) │イベント
では、よいお年を!
2013年も残すところあと1日です。正月にかけて冬型の気圧配置となり寒さが一層きびしくなりそうです。年末に胃腸炎にかかり体調を崩しました。無理はいけませんね。
さて、政治は大きく動いています。権力はなりふり構わず、横暴をふるっています。
沖縄県知事の基地埋め立て承認は県民総意への裏切りでした。知事選前の公約転換の態度をみれば、今から考えるとあるいは「予想できた」かもしれません。でも、やっぱり「まさか!」という思いでした。会見での態度などを見ると、知事の苦渋の様子は覗えず、「あっこれはもしかしたら沖縄県民はバカにされてる?」と思ったのでした。
社会保障改悪で国民の生活は窮乏していくなか消費税増税。国民監視の秘密法の強行採決。靖国参拝。原発推進。3年間の国民の政権交代に託した思いが、民主党政権で頓挫し、裏切られ、安倍政権では国民抑圧の政治へと急展開してきています。あまりにも酷すぎて、唖然、呆然、これ現実なの?戦前の映画でも見ているんじゃないの?まさか安倍さんがでてくる「夢」じゃないよね、、とほっぺたを抓りたくなります。
今、沖縄名護では天下分け目の政治決戦がこの瞬間も闘われています。私たち医療労働者の仲間も必死に命を守る政治をもとめて闘っています。強く連帯したいと思います。そして東京都知事選も行われることになりました。平和憲法を守り、都民の医療・くらしを守る都政が求められていると思います。
2014年はどんな年になるのでしょう。そんなことは占い師でもないしわかりませんが、為政者にバカにされた国民はだまっているはずが、ありません。反転攻勢して闘う年になるでしょう。いや、そうしないといけないです。私たち医療労働者も国民要求と手を結んで、一緒に闘います。
いやあ、、、2013年最後もオチのない書き散らしたものになりましたが、2014年もよろしくおねがいします。ではよいお年を。
2013年12月30日 Posted by ばたやん at 18:44 │Comments(0)
県医労連青年部で宣伝~!
12月17日、長野県医労連青年部は役員会終了後に薄暮の松本駅前にて宣伝行動を行いました。
気温が5度、終了時には4度まで下がる寒い中でしたが、カイロとチラシを通勤通学帰りのみなさんに配りながら、社会保障の充実と賃金引き上げ、大幅増員と夜勤改善を訴えました。
政府の予算方針が示され、医療費の「自然増」も抑えていくというニュースがあったので、「診療報酬引き下げは許さないぞ!」ということもスポットに入れ込ました。他産業と比べて低い医療・介護労働者の賃金の引き上げ(社会保険社会福祉介護事業の月額所定内賃金の平均は他産業に比べ66,900円も低いんです※厚労省平成24年賃金構造基本統計調査)と消費税増税阻止とあわせて訴えました!
受け取りはカイロの威力もあり、、、上々でした!
2013年12月18日 Posted by ばたやん at 14:44 │Comments(0) │イベント
子ども・障がい者の医療費窓口無料化を求める署名にご協力ください!
長野県の福祉医療給付制度は「償還払いの自動給付方式」(通常の窓口負担をして、後日一部または全額が還付される。)を採用していますが、この方式は窓口負担が診療内容によって変わるため、毎回お金の心配をしなくてはならず、頻繁に受診するお子さんや常に医療を必要とする障がい者の方にとって、経済的・精神的な負担となっています。「いずれお金が返ってくるからいいのでは?」とお考えになる方もいるかもしれません。しかし、経済的困難を抱えた方にとって、この”一旦負担する”という制度が、結果的に「受診抑制」につながっている現実があります。
全国では2013年4月現在、「現物給付方式」(窓口で自己負担が無料または月限度額制)がほとんどの自治体(※こどもの医療費では37都府県、障がい者では30都道府県)で行われています。長野県でも現物給付方式そして窓口無料化を実現させていくことが求められています。
この問題の根本の原因は国の社会保障削減政策にありますが、長野県には国の悪政から県民、とくに立場の弱いこども達や障がい者を守る施策を実施していただきたいと思います。
「子ども・障がい者等の医療費窓口無料化を求める要請」署名に是非ともご協力ください!また署名をお近くの方にも拡げていただければ幸いです。


署名はこちら↓
2013年12月16日 Posted by ばたやん at 15:30 │Comments(0) │署名
県労連・春闘共闘2014年春闘学習交流会
ブラック企業の名前は知っていましたが、とても理論的に解明されていて話し方含めてとても刺激的でした。
ブラック企業について、「誤解もある」としてその定義を説明されました。
今野さんによるとブラック企業問題とは「正社員の問題」「急成長している有名企業で起こっている問題」なのだそうです。そこで共通するのは「労使関係がない(労働組合がない)」ことで、ブラック企業は”若者の使い捨て”を、利益を上げるための労務管理策として行っていると話しました。
そのうえで、今後の日本社会にとってブラック企業が存在することは、善良な企業の信頼を損ないかねないし、鬱病を大量に生み出すことは保険財政の圧迫、医療費増大にもつながり弊害が大きく、存在する価値は「ゼロ」だと断じました。
私たち労働組合への期待として、「事実」をつきつけ労働者と政治の「中間団体」となって、実態を発信し提言していってほしいと話しました。
2013年12月14日 Posted by ばたやん at 18:58 │Comments(0) │イベント
看護師の「特定行為」を考えるセミナー
北風に向かって自転車をこぐと
決まって口ずさんでしまうこのメロディ
ヒュルルンルンルンルンルン・・・・って多すぎる?
作詞家の井出隆夫さんは、山川啓介という名前でも作詞されていて
代表作には「太陽がくれた季節」とか永ちゃんの名曲「時間よとまれ」とか
「聖母たちのララバイ」とか多数。なんと佐久出身の方でした。
ここにも、日本に誇れる信州人。
さて、本題。
看護師が行う「特定行為」についての学習会
神戸看護大学の林千冬先生を招いてお話を聞きます
「特定行為」で看護師の可能性が広がるのか
それとも、負担と自己責任が増えるのか
いずれにせよ、高齢化社会そして病院化社会を迎え
金が足りない手が足りないの中で、捻りだされた制度であることは確か
来年度通常国会で、関連する法案が提出される予定
是非ご参加を

チラシ印刷用↓
2013年12月13日 Posted by ばたやん at 17:02 │Comments(0) │イベント
社会保障改悪プログラム法成立!許されない暴挙!
12月5日、特定秘密法案の採決強行で揺れる国会のどさくさにまぎれ、与党(自民党・公明党)は社会保障プログラム法の採決を強行。民主党は棄権し、共産党をはじめその他の野党は反対しました。社会保障制度改悪の方向と工程を盛り込んだ社会保障プログラム法は第2条で「自助・自立のための環境整備等に努める」とし、憲法25条で謳われた生存権の保障と国の責務を堂々と放棄することを宣言しています。社会保障は個人のリスクを所得再配分で回避しようとう公的・社会的システムです。そもそも「自助」(自分の力でなんとかする)という言葉・理念は相容れません。
反対討論に立った日本共産党の小池晃議員は、「憲法25条に基づく社会保障という考え方を完全に放棄し、国民を無理やり『自助』に追い込む宣言だ」と指摘。医療・介護・年金など社会保障の全分野にわたる制度改悪を政府に義務付け、“消費税増税分は社会保障に”という偽りの看板も投げ捨てていると批判しました。

2013年12月11日 Posted by ばたやん at 10:53 │Comments(0) │きもち
希代の悪法・特定秘密保護法が成立!
国民の8割が慎重審議を求めた特定秘密保護法が参議院本会議で採決され、自民・公明の賛成多数で成立してしまいました。
しかし、日比谷野外音楽堂の集会には1万5千人以上が集まり最後まであきらめず、声(絶叫)を上げ続けました。
今後はこの法律の危険な本質をもっと多くの人に知らせ、特定秘密保護法廃止をめざして闘います!

日比谷野音に集まった人たち、会場に入りきれず日比谷公園にも人が溢れました。
長野県医労連の遠山書記長(手前)も手書きのプラカードを持参して「採決強行許すな!」と声(絶叫)をあげました。